ぞむろぐ

バイクツーリング、鉄道旅行・キャンプ。動画の撮影編集に関する備忘録。主にニコニコ動画で活動中。 所持バイクはホンダのゼルビスとグロム(2018年2月時点)毎週木曜午前12時頃更新(予定)

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車載動画に必ずしもボイスロイドなどを使う必要はない、というお話

もしかしたら、これから車載動画を投稿するかもしれない、という方に参考になるかはわかりませんが……。ニコニコ動画とYoutubeにおける、車載動画を構成する要素などについて簡単にまとめてみます。

車載動画を構成する要素について

車載動画を構成する要素にも色々あると思います。

  1. 音声なし、車載などの映像のみ
  2. 音声なし、車載などの映像+字幕
  3. 音声あり、車載など映像
  4. 音声あり、車載などの映像+字幕
  5. 音声あり、車載などの映像+字幕+キャラ立ち絵

上記以外にも、BGMを使うか使わないかなど。色々な組み合わせがあるでしょう。

基本編集作業に取られる時間は、1が一番軽く、4にいくほど重くなっていきます。
立ち絵にしても、目パチ口パクなどを入れるか、入れないかで変わります。中には自分で描く人もいるでしょう。ツールなどで作業を簡略する事もできますが、全てを肩代わりしてくれるわけではありません。

音声に関していうと、下記のように分けられます。

  1. 動画投稿者本人の声
  2. SofTalk(ゆっくり):調整パラメータ少ない
  3. VOICEROID、CEVIOなど音声合成ソフト:調整パラメータ多い

単純に出力の点でいうと、1→3になるほど、作業量が増えます。これは使用するパラメータが増えるので、調整により時間がかかるためです。ボイスロイド等を使ったことがあれば、すぐわかると思います。同じセリフを自分でしゃべるのと、ボイスロイドにしゃべらせるのにかかる時間は、比較するまでもありません。

もちろん自分の音声が聞き取りやすいかどうか、という別の問題はありますが。

動画サイトごとの傾向

私はニコニコ動画とYoutubeにしか、動画を投稿してないので他のサイトの事はわかりません。この二つのサイトのみを見てみてると、以下のスタイルの車載動画が多いように思われます。

■ニコニコ動画

  • 音声あり、車載などの映像+字幕
  • 音声あり、車載などの映像+字幕+キャラ立ち絵

■Youtube

  • 音声なし、車載などの映像のみ
  • 音声なし、車載などの映像+字幕
  • 音声あり、車載などの映像+字幕

ニコニコ動画の車載は、現状はボイスロイド、CEVIOの音声と立ち絵を使ったものがランキングの上位を占めています。Youtubeは細かく見れてはいませんが、まだボイスロイド・CEVIO系の車載動画よりも、いわゆるモトブログ形式のも¥のがよく見られている気がします。

もしこれから、車載動画を投稿するつもりで、できればたくさん見てほしいと考えているなら、サイトごとの傾向を事前に調べておくと参考になると思います。

短い動画でも編集には時間がかかる

どんな動画にしても、撮影して、編集して、投稿する。書けばこれだけの事に、結構な労力が必要です。1度でもやった事のある人ならわかると思いますが、5分くらいの動画でも、何時間もかけて作ってるんです。

ぱぱぱっと短時間で作れる人もいるでしょうし。時には勢いに任せてみるのもありだったりします。車載動画に限らず、趣味全般に言えることですが、こだわり始めると、いくら時間があっても足りなくなるのです。

特にボイスロイドなどの音声出力や立ち絵の配置。さらに立ち絵を動かそうなんてものなら、大変です。

 ボイスロイド、CEVIO等を使うべきか?

前述しているように、音声出力ソフトを使うと編集にかかる時間が圧倒的に増えます。
それを踏まえて、使うべきかどうか。

現時点でのニコニコ動画はボイスロイド・CEVIO車載が主流です。ニコニコ動画に投稿するつもりであれば、使う方がより多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。

Youtubeだと、まだそこまでボイスロイド・CEVIO車載が普及していません。ボイスロイドなどにこだわりがない人は、Youtubeで始めた方がいいかもしれません。

どちらのサイトにしても、流行り廃りは存在します。ニコニコ動画で今後もボイスロイド車載の流れが続くとは限りません。Youtubeもまた然り。

私自身は、元々ニコニコ動画を見ていて、車載動画を始める際に、ボイスロイドの力を借りた口です。ゲーム実況では以前から、ボイスロイド実況が盛んでしたし。単純にボイスロイドやCEVIOのキャラや声が好きだから使う。そんな理由でも全然かまわないと思います。

逆にニコニコ動画でも、あえて字幕のみの車載動画とかもありかもしれない。一旦ボイスロイドなどを使い始めると、使わない方向にシフトするのは、難しい気もするからです。あまり負担のない編集量で投稿を始めてみて、投稿を続けて編集技術を磨きつつ、慣れてきたら、使ってみる。そんなやり方もよさそう。

結局は投稿する動画に自分が何を求めるかによって、変わってきます。

せっかく動画を投稿しても、再生されないとずんどこに辛い。でも、死ぬわけじゃなし。色々と試してみて、一番自分にあったスタイルを探してみてください。

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