つい先日モトブログの四本目の動画を公開しました。
まだまだ方向性が定まらず、動画のカメラと一緒でブレブレですが。
今回はマスク&トラック機能についてちょっと書いてみます。
下記の動画で速度計のところに使用しているエフェクトですね。
MOTOVLOG #04 ゼルビスで走る鹿島灘シーサイドロード
モザイクエフェクトとマスク&トラック機能
例えばバイクの速度計や歩いている人の顔など、他にもナンバープレートなど動きのある対象にモザイクをかけたい時に使っています。
エフェクトパネルからモザイクを選んで、使用したいクリップにドラッグ&ドロップします。
すると画面全体にエフェクトが適用されます。
適用範囲を指定する場合は、マスク機能を使って、範囲を指定。トラック機能を使って、指定された範囲をトラッキング、追跡して動いてくれます。画面上ではモザイクが人の顔なりの動きに合わせて、一緒に移動してくれるわけです。
細かい機能説明は省きます。基本的な機能なのでadobeのヘルプなどで解説があるので、そちらを参照してもらったほうがわかりやすいです。
念のためadobeの解説動画ページのリンクを貼っておきます。
きちんとモザイクを動かすには、微調整は必要です。でもかなり正確にトラッキングしてくれるようです。
今回もこの機能を使って、速度計にモザイクをかけてみました。
速度計にモザイクをかける意味
例えば著作物や他人の顔にモザイクをかけるのは、肖像権や著作権への配慮ということで理解できます。
では、バイクの速度計にモザイクをかけるのはどういった理由があるのか?
あくまで私個人の意見ですが、端的にいうと「無用ないざこざを避ける」という事になります。
ゲームとは違って車載動画は現実の決まりごと、縛りがあってなんでも自由にやるわけにはいきません。(中にはそういう事をしちゃってる動画もありますが)。故意にしろそうでないにしろ、何がしかの違反や逸脱した行為を動画として投稿すると、荒れる可能性がでてきます。
一番わかりやすいのが速度の出しすぎ。地域や道路など、場所によってはうーん…というケースもあるんですけどね。
私のボイスロイド車載は基本、ハンドルマウントです。この場合、メーターなどが撮影範囲外のため、上記のようは配慮は必要なくなります。これも、理由としては同じ。まあ、無用な編集時間をとられる事を避ける、という意味合いもあります。
ただモトブログはヘルメットの顎部分にカメラをマウントしているので。メーターが映ることは避けられません。
ただモザイクかけるんだから、逆に何か悪い事してるんでしょ?といわれてしまうと、反論は難しい。
モザイクの代替案
代替案というか、うまいことやっているなあ、と思うのが下記の動画。
ニコニコ動画でバイク車載を投稿している神無月さんの動画。
メーター部分を結月ゆかりの画像で隠しつつ、それ自体を動画のコンテンツの1つにしています。
モザイクだとどうしても、いけない事をしている感じが否めません。でもこういった画像に置き換えると、多少なりとも緩和される気がします。
ただし、ある程度カメラ位置、方向が固定されていないとできなさそうです。
できればモザイクではなく、画像をトラッキングさせたいのですが、premiere pro だと画像を使ったトラッキングは無理っぽいです。
ちょっと調べただけなので、別のソフトで方法はあるのかなぁ、とリサーチ中。