今まで車載や旅行の動画写真撮影の為に少なくない金額を投資してきた。10万以上するものもあれば、数百円のものもある。だが実際によく使うものは、価格よりも自分の望む撮影用途に適しているかどうかだ。今回は実際に自分で買って、利用頻度の高いものも、そうでないものを紹介してみる。また過去に使っていたものも、振り替えって見よう。
こちらで紹介する機材は、ものによっては5、6年前のものになるのでもし興味が湧いたら、同じメーカー、シリーズで最新機種が出ていないかチェックをお勧めする。
所持するカメラ等の機材と利用頻度
<カメラ>
上の方が利用頻度が高く、下の方が低い。
- アクションカム
- ハンディカムビデオカメラ
- スマホ
- OSMO
- コンデジ
- 一眼レフ
<三脚>
- 三脚(卓上サイズ)
- 三脚(中~大型)
アクションカム
バイク車載をするにあたり、必須なのがアクションカム。他のカメラでもできないことはないが、普通に考えるとアクションカムが妥当な事は間違いない。
やはりGoproとSONYが筆頭だと思います。それ以外のメーカでも色々カメラはありますが、私が選んだのはやはり実績のあるものでした。
・GoPro HERO 3 Black Edition
初めて買ったアクションカム。バイク車載を始める時にこのカメラを選びました。
それとハンドルマウント用のパーツを買い揃え、車載を始めたのです。
ブレ補正機能はないので、ブレや振動対策で色々苦労した覚えがあります。
もう4年近く前の投稿になりますか。かなりカメラがびょんびょん振動していたことを思い出します。GoPro HERO 3を持ち出す事もなくなってしまいましたが。バイクの後方やローアングル撮影用に使ったりしてもいいかもしれない、とちょっと考えています。
・GoPro HERO5 Black
二代目に買ったのは、同じくGoproの HERO5。しばらくはHERO3を使い、4は素通りして5にいった感じ。ブレ補正機能があったので、そこに期待したのですが、満足するところまではいかず。その後、SONYのカメラが車載のメインになってしまいました。
しかし最近はヘルメットマウント専用で、再び利用頻度があがってきました。HERO7販売という時期だけどGoproはしばらく5でいいかなと。
・SONY FDR-X3000
ハンドルマウントだと振動を拾いやすいので、ブレ補正が強いカメラがほしくて購入したカメラ。どうせなら4Kも撮れるほうがいいだろうと。
正直記憶が定かでないが使い始めたのはおそらく下記シリーズから。
SONYの空間光学手ぶれ補正は、これより前にハンディカムで実証済みだったので、これ以降、車載のメインはこのカメラになっています。
ソニー SONY ウエアラブルカメラ アクションカム 4K+空間光学ブレ補正搭載モデル(FDR-X3000)
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: Camera
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ハンディカムビデオカメラ
・JVC Everio GZ-RX130
最初に買ったハンディカム。条件としては完全防水でタフ仕様なカメラ。というのも、当初はアクションカムの代わりに使うことも考えていたからです。
実際に車載で使ったのは1回だけでしたけど。4年くらい前の機種だから、いまだともっとシリーズの最新版があると思います。
実際暴風雨の中使っても、特に故障とかしたことはありません。ただ、バッテリーが内蔵式なので、長時間の撮影には向かないかもしれません。
・SONY HDR-CX670
二代目ハンディカム。空間光学手振れ補正機能目当てで買いました。現在も使い続けています。ブレ補正は以前のカメラに比べると感動もの。
内臓メモリ32GB+マイクロSDカード64GB。ハンディカムの場合、日の出などの撮影以外は長回しはしません。なので、これだけ容量があれば2,3日分は撮影が可能だと思います。
スマートフォン
スマホのカメラも本当に優秀になりましたよね。下手するとコンデジやハンディカムいらないんじゃないかと思うこともあります。
スマホはそれなりに機種変更しているので最近のものだけ。
・Sony Xperia Z3
4年くらい前の機種。今年機種変更するまでは2、3年使ってました。主に食事風景の撮影に使用。小さいカメラの方が邪魔になりませんしね。防水なので、雨の中でもナビとしてハンドルにマウントしていました。
さすがに色々と劣化してきたので、今年に機種変更。
・Sony Xperia XZ2
Z3からこちらに今年機種変更。機能面で特に不満はないんだけど。やっぱりサイズが私には少し大きいかもしれない。もう一回り小さいほうが、操作しやすい。
OSMO
スタビライザーに興味を持ち始めた結果、購入したのがこれ。ドローンで有名なメーカDJIがスタビライズシステムを手持ち型の小型カメラに 搭載したもの。
ブレはかなりないですが、歩きながらだと縦揺れは起きてしまうのである程度歩き方にも気を配る必要があります。あと、撮影前にスマホとwifiで接続したりするのですが、接続されたりされなかったり。あとファームウェアのアップデートを小まめにしておかないと、撮影しようと思ったらアップデートで必要で、みたいなことが発生します。
結構かさばるのでツーリングや旅行に持っていくなら、事前にどこで使うかと考えておかないといけない機材です。
下記の動画で初投入。
コンデジ
・SONY RX100IV(DSC-RX100M4)
持っているコンデジはこれ1台。最近はスマホで代用するケースもあるんですが、スマホのバッテリー消費を抑えるために、持ち歩く事が多いです。
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 IV 光学2.9倍 DSC-RX100M4
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: Camera
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この後紹介するミラーレス一眼もサイズはそれなりに小さいですが、積載が限られるバイクだと、これくらいのサイズの方が個人的には望ましい。片手でも十分扱えるし、ケースに入れて、腰に吊り下げる感じで持ち歩く場合も、重くない。
一眼レフ
・SONY α6500
現在所持しているミラーレス一眼とレンズは下記の2つ。正直知識や技術がまだまだなので。レンズを買い足すような予定は今のところありません。
ソニー SONY 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: Camera
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日の出の撮影や、きれいに撮影したい場所、景色が最初から決まっている時に持ち出しています。あとはバイクではなく、鉄道やバスで旅行する場合も、持ち出すことがあります。
コンデジより大きく重いけど、バイクと違い、両手は常にフリーなので、ミラーレスを持っていてもそれほど邪魔に感じないのです。でも、持っているカメラの中だと使用頻度は高くはないですね。
三脚
<ミニ(卓上)三脚>
Manfrotto PIXIミニ三脚。なんだかんだで持ち運びやすく、使いやすい。
アクションカムやコンデジをつけたまま、使えるし。足を閉じた状態で手に持って撮影したり、足を開いておいて撮影したりと。非常に使い勝手がよい。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B カメラ用
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: エレクトロニクス
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同じシリーズで足の長さを帰られる最新版も出てます。ただ私は、今のところ必要性を感じないので買っていません。
これはとは別に、脚をぐねぐね曲げられるミニ三脚も持ってはいるのだけど、あまり使っていません。手すりや木の枝などに、脚を絡ませて固定できたり便利ではあるんだけど、すっと地面に置いたり、手に持って撮影したい事が多く、一々脚の形をいじらないと使えないと、ちょっと面倒なんですよね。
<三脚>
たぶん私が持っているのは下に貼ってあるものより古いものだと思う。
三脚は最初からバイクで持っていく事を想定して、小さくコンパクトに収納できる事を最優先に選択したものでした。
ただしこのタイプの三脚は三脚の脚をぐるぐる回して緩めたり固定したりするタイプ。若干それが煩わしく感じることがありました。きちんと回して固定できなくて、立てた瞬間すとんと脚が縮まったりしちゃう。まあ、ずぼらな自分が悪いのだけど。
Velbon 三脚 ULTREK UT-43 6段 ウルトラロック 脚径24mm 小型 自由雲台 (トルク調整対応) コマ止め方式 クイックシュー対応 アルミ脚 324160
- 出版社/メーカー: ベルボン
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: Camera
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その後、マンフロットの6000円くらいの脚をぱちぱちはさんで止めるタイプの三脚を購入して、今はそちらを使う事が多いかも。
Manfrotto 三脚 COMPACT Light フォトキット アルミ 4段 ブラック MKCOMPACTLT-BK
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: Camera
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まとめ
世の中には山のように商品があって、自分が選んで購入したのはごく一部。その中で使用頻度が高い道具は、なぜそうなったのか考えてみると。商品のスペックやデザインよりも、自分の使い方や、性格に合うようなものが残っていると感じます。
私が使わない道具だって別の人からすれば、便利なのにと思うものはたくさんある。購入する前には、ネットの口コミを色々見たり、実際に店舗で実物を見たり触ったりする。
でも最終的には使ってみないとやっぱり自分に合ってるかはわからないだよなあ。もちろんお金の問題で、なんでも買って試すわけにもいかない。友人が持ってたりすると、使わせもらえることもあるかもしれない。でも、最終的には自分で選ぶしかない。
私はわりとずぼらで面倒くさがりな性格。だから、細かく調整したり、撮影前に毎回セッティングが必要なものは、使わなくなる傾向があるようだ。だから、さっと出して、ぱっと使えるものの方がいいってことなんだろうな、と。
あとは、高価な機材そろえても、結局何をどう撮影して、編集をどうするか次第なので、まあなんとういうか、日々精進てな感じですわ。
※数ある沼の中の1つ「カメラ沼」。他に「バイク沼」「キャンプ沼」など無数にある