二輪は四輪に比べるとどうしたってマイノリティ。夏は暑いし、冬は寒い。それでも乗りたくなる何かがある。だから二輪乗りを少しでも増やしたい。ということで、二輪メーカーが最近実施しているプロジェクトとか、キャンペーンを取り上げてみる。
HONDA 二輪市場活性化プロジェクト「HondaGO」
まずは、HONDAが今年始めた二輪市場活性化プロジェクト「HondaGO」。
「HondaGO BIKE STAND」
取り組みの一環として、実施される無料バイクレンタルサービス。
これは天神浜オートキャンプ場(福島県耶麻郡)、ホテル アンテルーム 京都、材木座テラス(神奈川県鎌倉市)に、四輪免許付帯の原付免許で運転可能な50ccのバイクを無料で貸し出すというもの。
普段バイクを利用しない人向けだから、元々ライダーである自分は利用しないかもしれない。最初からバイク乗っていくだろうし。でも、電車やバス旅も時々行ったりするので。旅先で借りてバイクで走る、なんて旅のスタイルも今後はありかもしれない。
2019年8月30日(金)より順次サービス開始。
「HondaGO BIKE CHALLENGE」
こちらは、アウトドアイベント、屋外フェスに出店し行われるバイク試乗体験会。
無料で50cc~125ccの車両に乗車することができる。9月中旬から11月頭にあるキャンプフェスに出展するようだ。
■出展予定イベント
・New Acoustic Camp 2019
・GOOUT CAMP ふもとっぱら
・山モリ!フェス
・GOOUT CAMP関西
小排気量のバイクなのは、あくまでバイクに乗ったことがない人の為の試乗だからだろう。初めて乗る場合は、インストラクターが乗り方、運転のアドバイスをしてくれる。興味がある方は、「HondaGO」のサイトから詳細を確認してみよう。
ヤマハ バイクレンタル 「ツーリングキャプセット」
キャンプ用品レンタルを行う「TENTAL」(株式会社TENT)とタイアップ。
バイクと一緒にオプションでソロキャンプ用品一式が借りれるというもの。
bike-rental.yamaha-motor.co.jp
【実施期間】2019年9月~2020年2月 ※降雪エリアは2019年10月までの実施。
【料金】24時間10,000円(税込) 以降24時間毎3,000円(税込)
テント、寝袋、マット以外にもランタンやテーブル、バーナーなど。必要な道具一式は揃っているみたい。後は食材を買えば、キャンプは楽しめそうだ。キャンプ道具の内容的にはソロキャンプ用になっている。上記の料金はたぶんキャンプ道具一式のレンタル料金で、バイクは別だと思う。利用する際に確認をお願いします。
これは普通二輪以上の免許を持っている人でキャンプツーリングをした事がない人向け。キャンプ道具一式を購入すると、安いものを選んだとしても1万円以上かかるだろうし。良い物を選ぶとなると、数万円は平気で超える。
バイク、キャンプ道具を持ってない人が、お試しで利用するのは全然ありだと思う。キャンプしてみて、またやりたいと考えるなら、自分で道具を揃えていけばいい。
ホンダにしても、ヤマハにしても、それぞれのプロジェクトの実施店舗が限られている。利用したくても利用できない人も多いと思う。でも、こうした企業側が色々アプローチしてくれるなら、できる範囲で応援したい。そして、少しずつでも広がっていくと……いいなあ。