金曜日投稿にかえてからの1本目。といっても、特に書くことが変わるわけじゃないですけど。ボイスロイド車載北海道編7本目。10月末投稿を目指して編集しております。台本を作ってから、音声ファイルを用意するまでが、かなり間があいてしまいました。そこから、ボイスロイドで音声ファイルを用意するのに、また時間がかかり、気が付けば10月下旬。
音声ファイルの用意ができれば、後は音声以外の動画に使う素材と合わせて、PremiereProで組み立てるだけ。組み立て自体は、それほど手間ではない。でも、やっている内に、もっとこうした方がいい。より凝った演出を入れたい。とか考え始めて、そちらに浮気し始めると、また時間がかかるんです。時間をかけたからといって、必ずしも動画の完成度が上がるわけではありません。でも、視聴者視点から考えると、より密度の濃い動画の方が、受けはいい気がします。
動画の密度ってなんだ?
簡単に言うと、何もない間(ま)が極力カットされていること。Youtubeの編集手法でジャンプカットという名前が出てきます。会話の無駄な間をカットして、会話を途切れなく繋げていく方法です。間がない方が、動画のテンポが良く、再生時間も短くできる。それはリアルの人間に限らず、ボイスロイドなどでも同様なのかなと。車載動画だとpeten4さんがそうだし。車載以外でもそのような動画はよく見られます。
ゲーム実況でも、例えば下記のように、ネタやSEを織り込みつつ、ひたすらしゃべくり倒すというスタイル。動画の最初から最後まで、勢いを落とすことなく、話し続ける。実際の人が、これをやるとかなり大変そうですが。ボイスロイドは疲れることはないので、可能なやり方ですよね。
会話の中に織り込むネタは、車載やゲーム等そのジャンル界隈や、ニコニコ動画等プラットフォームに属する人間ならわかる範囲のものでないと、視聴者おいてきぼりになるので注意。私もある程度なら、そういったネタに反応できますが、詳しいレベルではない。なので、そういった動画を作るのは、ちょっと難しいかな。
それとは逆に、ゆっくりしたテンポで画面に映る情景、間を楽しむような動画もあります。
日常を切り取ったような動画。編集用の写真屋動画素材などが、潤沢に用意できれば、こういう動画も作ってみたいですね。編集方法として、どちらが正解というものではなく、動画のコンセプトや編集者の好みも影響してきます。ただ、Youtube、ニコニコ動画、2つのプラットフォームで見ると、前者の方が受けはいいような気がします。
動画編集し、投稿する目的によって、どういった動画のスタイルを目指すか考えるのも1つの手です。でも、それを継続するとなると、編集していて楽しいかどうか。そういう点も重要です。もし動画編集が仕事であれば、話は違ってきますが、趣味であるならば楽しむという行為は必須だと思います。まあ、動画投稿して何を楽しむのかにも、よるかもしれませんけどね。動画の再生数が大きく伸びるのが、好きだ! という方は、投稿するプラットフォームで好まれる動画を作るのが正解とも考えられます。
最近ぼんやり思うのが、ボイスロイドを使うのって、自分でしゃべらなくいい反面、動画編集にかかる手間が、格段に増えるんですよ。それって動画を始めてつくる人にとって、ハードルを上げてるのか。下げてるのか。微妙な気がして。でも、いきなり自分でしゃべったり、顔出しした動画作るのも、勇気はいる。うーん、ボイスロイドは後付けで音声を付けられるので、気が楽ではある。うん、よくわからなくなってきた。
1つ言っておくと、例えばPeten4さんのようなマシンガントークの動画を作ろうと思うと。動画の長さによっては、数百個のセリフを出力する必要があります。人によって調声にかかる時間は違えど、丸1日費やしても終わらないと思います。なので、初めてボイスロイド使って動画作る人は、セリフ少な目。動画時間短め(10分以内)で、試してみるのがオススメ。
とりあえず最初の1本を完成までもっていく。それで1本の動画を作るのに、どれくらいの時間、体力が必要かわかる。次からは無理しないペースで作るには、どうしたらいいか検討しながらの方が絶対よい。
特にニコニコ動画だと、車載や旅行カテゴリの動画は、ほぼボイスロイドやCEVIOを使った動画が主流となっています。なので、これから始めて投稿しようという人もその流れに従っていくことが多いでしょう。編集は大変ですが、作品ができあがって投稿するのは、楽しくもあり、やっぱり苦しくもある。だから、最初からやるぞって意気込んでやるのも、それはOKなんだけど。まあ、最初は短編とか準備編みたいな動画で、慣れていくのもいいんじゃない? というお話でした。