ボイスロイド2にある「スタイル」。結月ゆかりの場合は、「喜び、怒り、悲しみ」の3つがあります。
正直、色々調声するにあたり、このスタイルの数値をいじらなくても、それほど困ることはありません。逆にスタイルも含めて、1つ1つのセリフを調声しようと思うと、返って、作業が複雑になってしまう。
なので、もし初めて扱うボイスロイドがVOICEROID2の人は、最初はスタイルを無視してもいいと思う。もちろん、あくまで私がそう考えるだけなので、いじってもいいけど。結構手間なんです。
スタイルは語尾にも、影響します。語尾に「！」「？」などがつくと、「呼びかけ♪」「断定！」となり、「呼びかけ♪」だと、フレーズ末尾で声の高さがわずかに上昇。スタイル喜び系を選択した際、効果がでる。
「断定！」は、フレーズ末尾で発生が急激終了する。スタイル「怒り系」を選択した際効果がでる。となってますが、あまり明確な変化はありません。気持ち変わってくるかなー？ という程度です。
なので、スタイルの数値を常時固定するというより、普段は数値「0.00」。フレーズに応じて、数値をいじるくらいがよいのではないかと。いじる場合も「0.5」以上にならないようにする。「0.5」以上だと、声質ががらっと変わります。その場合、常に0.5以上の数字にしておかないと、声質の違う2種類の音声が混じることになります。あえての演出でないなら、それは不自然です。
スタイル使わないならVOICEROID2じゃなくても、よくね？ と考える人もいるかもしれません。実際あまり困らないと思います。ただし、複数のVOICEROIDを使う場合、VOICEROID2は、上記画像のように1つのエディターに他のVOICEROIDを連携して、使うことができます。そういう目的でVOICEROID2を買うのもあり。というか、今後新しく販売されるボイスロイドは、VOICEROID2になるでしょう。
慣れない内は、スタイルは使用しない。慣れてきたら、喜び、怒り、悲しみのスタイルごとにプリセットを用意して、スタイルの数値を固定して使う。という感じでしょうか。
