ツーリングから帰ってきて、いざ動画を編集しようとしたときに、素材が十分ではなくて、困ることが結構あります。あの時、手間だからといって面倒がらずに撮っておけばよかった。自宅から近距離ならともかく、簡単にいけないような遠い場所だと、どうしようもありません。
そこで、編集時に困らないように、撮影しておいた方がよいものをピックアップしてみます。ツーリング、旅行の目的によって、撮影対象も変わると思いますが、立ち寄りやすいと思われる場所を前提とします。
1.食事した場所、料理
飲まず食わずでツーリングや旅行をする人は、まあいないでしょう。特に旅行先の売店、レストランや料理店などで食事をするなら、撮影しておくと後々利用しやすい素材になります。ご当地もののソフトクリームやお菓子など、興味深いものならなおさらです。
お店で撮影する場合、できればお店の人に写真や動画を撮影して問題ないか。確認しておくと安心です。他にお客さんがたくさんいる場合も、可能なら写真を1枚だけでも撮っておくとよいかと思います。
料理の絵は、動画の素材として視聴者に強く訴えるものです。飯テロなんて言葉もあるくらいですから。撮影しておいて、損はないでしょう。
2.観光施設の外観と内部
これは特に言われずとも、皆さん撮影しているものでしょう。1つ気を付けた方がいい事があるとすれば、色々なアングルや距離で撮影したほうがなおよしです。動画に使おうとしたら、アングルが悪くて、見栄えしない。テキストや画像など他の素材を重ねて使いづらい。といった事が発生します。建物なら遠くから引いた絵と近くに寄った絵。角度も変えて、撮影しておきましょう。
観光地や施設を紹介する場合、引いた絵の方が、全体がわかりやすく使いやすい。細部を紹介するなら、対象に寄った絵の方が説明しやすい。アングルによって肝心な部分が映ってなかったりする場合もあります。
施設内部を撮影するなら、撮影が許可されているか必ず確認しましょう。撮影OKかどうか。張り紙や看板、チケットに表記されていると思います。それらが見当たらないなら、スタッフなどに聞いてみましょう。
3.場所や目的地がわかるような標識・看板・案内図
バス、電車移動なら乗車、乗換、下車駅などの駅名の入った看板や時刻表。観光地などに向かう際の、案内用の標識。観光地内にある案内図など。
写真や静止画が大量にあると、この動画はどこに行ったときのものだっけ。など、自分でも忘れてしまうケースがあります。なので、自分がたどった経路を思い出せるようにする意味もあります。
紙のパンフレットなどを入手して、確認することもできますが。データ以外のものは、整理しづらいし、なくすかもしれない。
4.ホテル旅館、キャンプなど宿泊した場所
観光施設など同様、ホテルや旅館など宿泊先も撮影しておくとよいです。外観、宿泊した部屋の様子、備え付けのアメニティなど。宿泊施設の情報は、視聴者にも参考になる有益な素材です。
事細かに撮影する必要はないと思いますが、どんな設備があるのかわかる程度には、撮影しおくと、動画に使いやすい。
またキャンプするのであれば、利用したサイトや流し場、トイレなど他の人も利用するであろう設備をおさえておくとよいです。
まとめ
上記は必ず撮影しなければいけないものではなく、撮っておくと後々編集時に助かる、という程度に考えてください。撮影にこだわるあまり、ツーリングや旅が楽しめないのも本末転倒ですから。
ただ車載や旅行動画を編集するつもりなら、実際の動画に使わないにしても、情報として残しておくと便利なこともあります。スマホなら、取り回しやすく、手早く撮影できます。アングルや立ち位置を変えて、撮影してもそれほど手間じゃありません。
使うかわからないけど、もしもの為に撮っておく。くらいの気持ちでもいいと思います。