ぞむろぐ

バイクツーリング、鉄道旅行・キャンプ。動画の撮影編集に関する備忘録。主にニコニコ動画で活動中。 所持バイクはホンダのゼルビスとグロム(2018年2月時点)毎週木曜午前12時頃更新(予定)

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ニコニコ動画にアナリティクス機能が追加されたので早速色々見てみる。Youtubeとのざっくり比較も。

7/27にニコニコ動画にアナリティクス機能が追加されました。今まで見えなかった数値が可視化されるので、今後投稿する動画に反映できるデータが出てくるだろうか。ということで、早速数値を見ていきます。

 

Youtubeのアナリティクスとの差異があるか、ざっくりチェックもしていきましょう。Youtube側のアナリティクスは利用規約上、もしかしたら、公開がNGになるかもしれません。ニコニコ側のアナリティクスは一応、規約上禁止しているわけではなさそう。もしも、問題になるようならこの記事を後で非公開にする可能性はあり。

 

データの期間は2020/2/1~2020/7/29。Youtube側も同じ期間を設定し、数値の比較を行います。

 

視聴者

 

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性別と年齢層は、想定の数値。バイク車載がメインなので、男性の比率が多いのは当然ですね。年齢層は、25~34歳が最も多く、次いで35~44歳。比較的高め。この辺は、Youtube側のデータとも、ほぼ合致してます。

 

 

アクセス

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動画を視聴するデバイスは、ニコニコは圧倒的にPCが多い。全体の7割にもなる。個人的には、もう少しandorodやiOS、スマホを使っている人が多いのかなと思ってました。Youtubeだと、PCが全体の4割。スマホやタブレットが合わせて全体の4割。PCとほぼ同じ比率でした。ニコニコとYoutubeのデータのとり方が一緒かどうか、という問題はあるにしろ、明確な差異がありますね。

 

アクセス元にマイリストやニコレポが多いのは、うなずけるとして。意外と検索からくる人も多い。どういうキーワードで検索かけているのかまでわかればよいのだけど。そこまでは、データにはないようだ。

 

 

コメント分布

 

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各動画内にコメント分布の数値もあります。これは、動画内の時間経過に伴うコメント数の推移。実際の動画のどの部分でどれくらいの反応があったのか、一目でわかります。

 

ニコニコだとコメント数は、おそらくランキングに影響あるだろうし。検索でも新しいコメントをもらえるほど、検索画面で上位に表示される場合があります。また、実際の再生画面でも、コメントが多い方が盛り上がっている印象が強くなる。

 

動画の台本を作る際、こういうセリフがあったら、コメントの反応があるだろう。という、思惑ありきで使うセリフがあります。それが実際に効果があったのか。それともなかったのか。数値にしてみるとわかりやすい。

 

 

動画の最適化

 

こういったデータを見た後で、それをどういう形で動画に反映するか。例えば、性別や年齢層がわかれば、その視聴者に合わせた内容、ネタを動画の中に仕込んでみる。例えば25~34歳の視聴者が最も厚い層なら、その年代ならわかるであろう、反応すると思われるネタを持ってくる。

 

漫画やアニメ、イベント行事など。その年代が、共通項として持っている項目。あまり動画の内容と相いれないものだと、逆効果だけど。性別が男性に偏ってるなら、男性が好みそうな話題。あとはプラットフォームごとに、取り入れられるものもある。ニコニコ動画をメインに見るユーザなら、ニコニコ特有のネタ(ニコニコ内のブームになっている)とか。

 

視聴するデバイスがPCかスマホかで、画面の構成を考えてみるのもよい。例えば字幕を入れる場合、スマホの小さい画面でも読めるサイズにする。解説文にも音声を付けるなど。ただ、アナリティクスで見る限りPC視聴が多いという事がわかりました。とはいえ、Youtube側はスマホ視聴者も多い。すぐに何かを変えることはないでしょう。けど、今後はわからないですね。

 

また検索からの流入もあるなら、動画のタイトルにキーワードとなる物を含めたり、タグをきちんと設定するという作業も疎かにできません。

 

ニコニコの場合は、コメントを意識したセリフを作るのもいいですが。あまり狙いすぎるのもよくなかったり。加減が難しい。それに、ニコニコのノリが、Youtubeでも同じように反応してもらえるとは限らない。Youtubeとニコニコの両方に投稿するなら、ニコニコユーザーのみがわかる内輪ネタ多用は、気を付けた方がよさそうである。

 

アナリティクスの数字に過度に悩まされるのも、本末転倒なので。あくまで自分の動画が狙った通りの反応を得られているか。参考程度に留めておくと、よいかもしれません。

 

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