動画投稿はニコニコ動画から始めたのですが、現在Youtube側にもいくつかチャンネルがあり動画を投稿しています。チャンネルは3つ。ただその内1つは、更新がほぼほぼストップしているので実質は2つ。1つはニコニコと同じ車載動画のチャンネルですが、もう1つは全く別の内容になっています。
バイクと旅をテーマにした情報発信系のチャンネル「ばいたび」。2021年4月末時点で登録者数は1990人ほど。
このチャンネルを作った理由はいくつかあります。
- 収益化を前提にした運営を行う
- 車載動画以外のジャンルで動画を作る
- 動画内で2Dもしくは3Dのモデルを動かす
収益化を前提にした運営を行う
これはチャンネルを作る際に最初に決めていたことです。動画編集には様々なコストがかかります。できればそのコストを回収できるよう収益化を目指す方が、編集するモチベーションにもなりますし。
その為、収益化して問題ないような動画内容にすること必要がありました。一番大きな問題は「著作権」でしょうね。動画内で使う画像やテキストがここで引っかかると後々厄介な問題になる場合もあります。まあ、Youtubeにはグレーではなく完全にアウトな動画、一杯あるんですけどね。
ちなみに車載動画のチャンネルは収益化していません。動画内で使っているボイスロイドの音声だけならまだ可能ですが、立ち絵の著作権は絵師さんにあります。中にはYoutubeでの収益化など、いわゆる商用利用OKなものもあるんでしょうけど。少なくとも私が使っている立ち絵の中にはっきりOKとしているものはありません。
BGMも、最近の動画はともかく、過去の動画のものだとその曲が仮に商用利用OKだとしても、正式な書類などで提示できるかちょっと怪しい。なんかYoutubeだと、よくわからない所から著作権違反の申し立てがあるんですよ。そういう所を回避するためにBGMにも気を遣う必要があります。
Youtubeにもオーディオライブラリがあって、著作権的に使用して問題のないBGM等を提供しているので、それを利用するか。商用利用OKでライセンスが付与された書類を提出できる有料サービスを使うと確実でしょう。
車載動画以外のジャンルで動画を作る
私が投稿しているのは基本車載動画のみでした。ゲーム実況にも興味がないわけではないですが。正直ゲームをプレイする時間を取るのが、結構厳しいものがあるんですよね。またプレイ中の画面を長時間録画すると、データの保存容量が膨大になってしまい、容量を圧迫してしまう。
料理動画も考えましたが、普段たいして料理はしない。かつ撮影環境を整えるのもちょっと面倒である。という理由で着手までには至らず、といった感じでした。最終的に自分が関心がある「旅」と「バイク」を軸とした情報番組みたいな感じにしてみようかと考えたわけです。
動画を作る上で、重要なのが継続して投稿すること。でもって、継続して投稿するためには、動画のネタ、テーマも継続して作っていかなきゃいけない。車載の場合は、撮影したデータをもとに編集を進めますが、撮影データはないから、自分でネタ探しをしなきゃならない。
そこで、旅やバイクについて日々配信されるリリースやニュースから、気になった物、関心の度合いが高いものをピックアップして動画に落とし込む形にしました。必要な情報収集先を確保できれば、ネタには困らないかなー、と。それ以外にも自分が実際ツーリングなどで感じた問題や関心事をもとにした動画も作ったりしています。
まあ、正直自分の知見、知識は、どのテーマに対してもそこまで深くない。それらを補填する為に、調べたりする必要は多々あります。また、動画視聴者の方が詳しい内容もあるので、コメントで補足してもらうとか。不備を指摘されることもある。
関心の高いテーマだとコメントも活発にもらえるので、逆に自分が色々勉強になったりもします。
動画内で2Dもしくは3Dのモデルを動かす
始めに言っておくとVtuberになるつもりはないです。(Vtuberのライブ配信や動画は好きでよく見ますが)。動画をただの紙芝居にせずに、2Dか3Dのモデルを使って動きを付けたいという狙いがありました。
あまり金銭的なコストをかけたくなかったので、3DのモデルをVroidStudioで自分で作成。衣装はVroidで使えるものをBoothで探しました。
「Vroid 衣装 商用利用」などで検索すると、色々な方が作成したVroidで利用できる衣装が出てきます。有料販売や無料で提供しているものもあるので、探してみると楽しいですよ。衣装だけでなくモデルも含めて販売されているものもあるので、そういうものをまとめて購入してしまうのも手っ取り早い。
モデルを用意したら、後はそれをどうやって動かして、動画の素材として撮影するか。当初は3teneというソフトを使ってました。いくつかバージョンがありますが、無料の「3teneFREE」でもvroidで作ったモデルをある程度動かせます。Webカメラがあれば、口パクや顔、目の動きなどを追随してくれます。
ただ、「3teneFREE」だと、手や体全体を動かすことは難しい。そこで次に「Recotte Studio」を購入して使うことにしました。
こちらもVroidstudioで作ったモデルを入れて、プリセットを使って色々モーションをつけることが可能です。また、他の人が作成したMMDなどのモーションのvmdファイルをインストールして、使うこともできます。MMDのモーションは、かなりの数配布されています。ただし、こちらも作成者の方が商用利用をOKとしているものを使いましょう。もしくは、自分でMMDを使ってモーションを作るというのもあり。
Recotte Studioは、3Dのモデルを気軽に動かす。そういう点では便利。しかし、正直動画編集ソフトとしては微妙です。PremiereProを使ってる身からすると、それほど編集に自由度はありません。UIも使い勝手がいいとはお世辞にもいえない……。モデルを動かす点とボイスロイド等と連携しやすいというメリットはありますが。使い続けるかちょと悩み中です。
まとめ
Youtubeチャンネル「ばいたび」は、2021年3月末に収益化を達成しました。チャンネルを作ったのが2020年の4月なので、ほぼ1年かかった感じです。週1回程度の投稿で、頻度はあまり高くありません。また、私自身どういう動画を作ればいいか手探りしながらだったのですが、ひとまず目標を達成できてよかった。
とはいえ色々と問題、障害はかかえているので、今後も必要に応じて色々なソフトやツールを試していきたいですね。動画で扱うテーマや見せ方も、まだまだ勉強不足の感が否めないので、引き続き探っていきたいと思います。