北海道ツーリング。昨日、岩内町に泊まった翌日。道内を走るのは今日が最後。
↓昨日の様子はこちら
岩内町のホテルで早朝に目覚める。朝風呂決めてから朝食。素泊まりなので、昨日買っておいたものですませちゃう。
バイクの荷物整理のついでの景色。北海道最終日は、晴れ! よかった。昨日みたいに曇天で締めることにならずに済んだ。やっぱりツーリングはこうじゃないとね。
よくわからないオブジェがあるので、なんだろうと思っていたら、ホテルのそばに、美術館があって、ピカソの版画なども展示してあるらしい。私は行かなかったけど。
宿泊した、いわない高原ホテルには、ロビーの奥にコワーキングスペースがあって、飲み物やちょっとしたお菓子が無料で利用できる。特に用がないので、眺めるにとどめる。
さて、岩内に泊まったのは、天気が心配だったのもあるが、前回の北海道ツーリングのリベンジをしたくて、という理由もある。ホテルを出発し、その場所へ。あー、やっぱり海沿いを走るなら、晴天に限る。いや、海沿いに限らなくも。
やってきたのは神威岬。2019年に来たときは、駐車場に入る段階で強風にあおられ、結局、岬の先端まで歩くことができなかった。でも、今日はほぼ無風。さすがにこれならいけるだろう。
そして、今回は無事ここを通過することができる! 天気もいいし、風もない。ベストな状況。
先端まではゆっくり歩いて20分くらい。そこまでアップダウンはないけど、道が細い所は、一人が歩ける幅しかないところもあるので、岬の先端から戻ってくる人とすれ違う際は、譲り合い。
灯台の脇を抜けて、岬の先端へ。あれが、神威岩だったかな。海がいい青してる。岬の先端で10分15分くらい黄昏てから、戻る。天気がいいけど、この日はさすがにちょっと暑い。
駐車場に戻ってきた。ここにある「カムイ番屋」で何か食べていこうかな、と思ったのだけど。4年前に来た時と、食事のメニューが変わったみたいで、全体的にお高い。。4年前はまだコロナ前だったしなあ。色々大変だったのかもしれない。結局、アイスクリームを食べることに。
神威岬は少し移動。また別の岬からの景色を眺める。積丹出岬灯台に来てみました。
ここは、駐車場から歩くんだけど。結構急斜面を昇らされる。舗装もされていて、歩きにくさはないけど、腿にくる坂道だった。北海道で見た灯台は、これで何か所めだったか。
あと、灯台の脇に、害獣除けの機械が置いてあった。ガワは、狼?犬っぽいのだが、そこから一定間隔で、大音量の人の音声などが流れている。その内容が、結構「なんじゃこれ」ってもので、びっくりした。もし近くにいくことがあれば、聞きにいってみるとおもしろい、かもしれない。
駐車場から灯台とは別に、海岸に抜けるトンネルがあり、そこから展望台に行くことができる。風景はいいんだけど、海外の観光客でごった返していて、かなり騒々しい。あと、急斜面の階段を使って、海岸まで降りることもできる。ただしかなり高低差があるので、降りるのはいいけど、登りはしんどそうだった。私は上から眺めるだけに。
再度駐車場まで戻ってきた頃、だいぶ腹が減っていたので、ここで食べることにした。
観光地価格だろうけど、あまり先延ばししても、しょうがない。タイミングいいし。
せっかく旅をしているのだから、たまにはね。ちょっと普段よりお高いものも食べますよ。
食事が終わり、一気に小樽まで移動する。本当は、あと何か所か興味があった立ち寄りポイントもあったが、残り時間的に厳しいので、諦める。最終目的地は小樽のフェリーターミナル。そこに行く前に、小樽の街をほんのちょっとだけ見て回りたい。
あんまり時間ないんだけど、小樽の駐車場にバイクを停めて観光する。事前にちょっと調べたんだけど、バイクが停められるとわかる駐車場が1か所しかなかった。
「小樽市観光駐車場」バイクは1日400円。たぶん、1時間も停めないと思うから、ちょっと割高になるが、仕方あるまい。
足早に小樽の町中を歩く。昨日は岩内に泊まったけど、小樽近くで泊まって、小樽市内をゆっくり散策することも考えていてた。でも、神威岬の方を優先しちゃったからね。お土産を買いたくて、「オルゴール堂」へ。さすがに観光客が多いね。ゆっくり吟味することはできなかったけど、なんとかこれといったものを見つけ購入。駐車場にトンボ返りする。
フェリーターミナルに到着。これで道内の走行は、終了である。グロム君お疲れ様。
eチケットを発行しているから、特に乗船手続きは必要ない。待っている間、私の前にバイクを停めていたライダーを少しおしゃべりする。
その人も、結構天候に悩まされたらしい。その方は新潟の人で、本来は、函館から青森の大間の航路を利用し、その後陸路で買えるつもりだったらしい。でも悪天候のため、そちらをキャンセルし、小樽から新潟まで帰ることにしたのだとか。
まあ、バイクは天候に左右されやすいし、しょうがいない。そうやって自然に悩まされたり、振り回されるのも楽しみくらいじゃないと、なかなか大変だよね。
その後、無事何事もなくフェリーに乗船。今回の道南ツーリングはほぼほぼ完了。新潟から埼玉まで走る必要があるが、それは消化試合みたいなものである。北海道の最南端、最西端を拝むことはできたし、おいしいものもいろいろ食べれた。有意義なツーリングでした。
さらば北海道。また走りに来ます。
帰りは一番安い個室をとりました。鍵がかかる部屋は、やっぱ便利よね。でも、扉をeチケットのQRを使って開けるんだけど、反応がちょっと悪くて、開けるのにちょっと苦労した。
船内のレストランで夕食。フェリーを利用するとき、帰りの船に乗ると、旅が終わりを強く感じる。今回は小樽~新潟航路で本州に戻る。だから、新潟から埼玉まで、まだ300km以上走らなきゃいけないだけど。正直このツーリングでは消化試合感が強い。だから、また北海道に走りに行きたいね。